脱毛を行うと日々のお手入れが楽になり、肌の触り心地や見た目も綺麗になるなど、様々なメリットがある事から「脱毛したい」と考えている方もたくさんいますよね。

メリットの多い脱毛ですが、場合によっては危険を伴うこともあるので事前に正しい知識を知っておくことが大切です。特に、「ホクロ」がある部分を脱毛する際は注意が必要です

「ホクロの脱毛はできない」「ホクロの脱毛照射は危険」などと聞いたことがある方も多いと思います。では、実際にホクロ部位へ脱毛照射すると何が危険なのでしょうか。

ここでは

  • 【ホクロ部位への脱毛照射の危険性】
  • 【ホクロがある場合の脱毛】

についての疑問を解決していきます。

ホクロ部位への脱毛照射の【危険性】5つの疑問を解決

「脱毛するとホクロが増える」「ホクロの脱毛は痛い」など、ホクロ部位への脱毛に関しては様々な噂があります。実際の所がどうなのか気になりますよね。

ここでは、ホクロ部位への脱毛照射の【危険性】【症状】【ガン化することはある?】【増えることはある】【痛み】などについてまとめてみました。

①ホクロを脱毛照射することは危険なの?

ホクロの脱毛照射は、正しい知識なく施術を行った場合は危険を伴うこともあります

危険な理由は、脱毛サロンや医療クリニックで使用している「脱毛器」にあります

ホクロの脱毛照射が危険な2つの理由とは?

理由1:脱毛器が黒い色に反応するため

多くの脱毛サロンや医療クリニックで使用している脱毛器は、黒い色(メラニン色素)に反応して高熱を放ち脱毛をする仕組みになっています。

そのため、毛以外でも肌の黒い部分に脱毛器の光は反応します。その中でもホクロは、色が濃いので反応しやすくなっています。

理由2:肌トラブルを起こしやすいため

毛を脱毛する時は、脱毛器の光を肌の奥にある毛根まで届かせて脱毛していきます。しかし、ホクロは根がなく肌の表面だけが黒くなっています。肌の表面のホクロ部分だけに脱毛器の高熱が集中すると、火傷などの肌トラブルを起こしやすくなり危険を伴うことがあるのです

②ホクロを脱毛照射するとどんな症状が出るの?

ホクロを脱毛照射した際にどのような症状がでるのか不安に感じる方も多いですよね。

ホクロに脱毛器の高熱が当たった場合は、肌質の違いなどによって個人差はありますが次のような症状が出る場合があります。

ホクロの脱毛照射で起こる症状とは?

1.白斑化(はくはんか)

白斑化とは、「白なまず」と呼ばれることもあり、皮膚の一部分だけが白くなり、まだら模様になる皮膚疾患です。基本的に脱毛で白斑化の症状が起こることはほとんどないと言われていますが、生まれつき白斑化になりやすい遺伝子を持っている人は白斑化を起こす可能性もあります。

白斑化の症状が出てしまった場合は脱毛は中断、または中止することになります。

2.火傷

肌質や体質によっても脱毛器の熱が強く反応したホクロは火傷を起こす危険性が出てきます。中には水ぶくれを起こし痛みを伴う場合もあるので注意が必要です。

3.濃くなる

火傷の症状を起こしたホクロはかさぶたができ一時的に濃くなることもあります。多くの場合はかさぶたが剥がれると元の色に戻ります。

4.欠ける

ホクロが火傷をし、かさぶたができて剥がれた際、一部分だけ色が薄くなるなどかけた状態になることもあります。

肌の中でも色が濃い「ホクロ」は、肌トラブルを起こしやすい部分になるので、事前のカウンセリングで必ず説明を受け納得してから施術を受けるようにして下さいね

③脱毛でホクロがガン化することはあるの?

紫外線を浴びすぎると「皮膚がん」になりやすいと聞いたことがある方も多いですよね。では、脱毛時の光は大丈夫なの?と不安を抱く方も中にはいるのではないでしょうか。

実は、脱毛が原因でホクロがガン化する可能性はほとんどないと言われています。その理由は、脱毛器が放つ光にあります。

脱毛器の光の特徴とは?

脱毛サロン、医療クリニックで主に使用されている脱毛器の光は、「赤外線に近い光」が用いられています。ガンを引き起こす可能性があるのは「紫外線」のため、脱毛がガンを発生させる原因にはならないと言われているのです。

ですが、脱毛の歴史は比較的浅いことからデータが少なく100%ないとは言い切ることはできないとも言われています。

また、ホクロには「悪性」のものもあるため、ホクロが短期間で大きくなった場合や直径が6ミリを超えるホクロがある場合などは、早めに受診し適切な治療を受けるようにしてください。

④脱毛でホクロが増えることはある?

脱毛でホクロが増えることはありません

ホクロは紫外線を浴びると増えると言われていますが、脱毛器の光は赤外線に近い光のためホクロが増える原因になることはないので安心です。

では、なぜ「脱毛するとホクロが増える」という噂があるのでしょうか。

脱毛でホクロが増えたと感じる3つの理由

理由1.隠れていたホクロが目立つため

脱毛することで、毛に隠れていたホクロが目立つようになり「ホクロが増えた」と感じる方もいるようです。

理由2.毛穴が一時的な炎症を起こすため

脱毛で火傷などの肌トラブルが起きてしまった場合、一時的に毛穴が炎症を起こし黒くなることがあります。毛穴が黒くなった症状を「ホクロ」と間違える方もいます。

理由3.保湿不足や色素沈着のため

脱毛後は肌の乾燥が起こりやすくなります。肌の潤いがなくなると新陳代謝の乱れ、色素沈着が起こりやすくホクロと勘違いしてしまう方もいるようです。

脱毛をすることでホクロが増える心配はありませんが、紫外線を浴びすぎたり生活習慣の乱れや過労などはホクロが増える原因になります。脱毛後の保湿を心がけるのはもちろんですが、規則正しい生活を送るよう心がけて下さいね。

⑤ホクロ脱毛は痛いって本当?

ホクロ脱毛が痛いのは本当です。

脱毛器の光は「濃い色」に反応するため、ホクロの中でも濃い色のホクロは痛みを強く感じやすくなります「輪ゴムでバチンと弾かれたような強い痛み」を感じることもあるようです。

【ホクロがある場合の脱毛】について4つの疑問を解決

ホクロ

ホクロが身体に全くない人はほとんどいないですよね。ホクロがある場合の脱毛はどうすればいいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここでは【ホクロがあっても脱毛できるのか】【脱毛でホクロが消えることもある?】【ホクロがある場合の脱毛方法】【光脱毛と医療レーザー脱毛のホクロへの影響の違い】についてまとめてみました。

①ホクロがあっても脱毛はできる?

ホクロがあっても、脱毛はできます

ホクロがある部分の脱毛方法は店舗によって異なりますが、ホクロがあるからという理由で脱毛を断られることはないので安心して大丈夫です。

②脱毛するとホクロが消えることがあるって本当?

脱毛するとホクロが消えることがあるのは本当です。

脱毛でホクロが消える事がある理由とは?

理由1:ホクロのメラニン色素が破壊されるため

脱毛器の光がホクロに当たると、ホクロ部分の細胞が破壊されることがあります。破壊された細胞はかさぶたとなり、かさぶたが自然に剥がれると色が薄くなったりホクロが消えたりすることもあります。

理由2:使用されている脱毛器の影響

医療クリニックで使用されている脱毛器「YAGレーザー」「アレキサンドラライトレーザー」などはシミやホクロなどの治療にも使用されています。そのため脱毛でホクロが薄くなることもあるのです。

脱毛はホクロを除去することが目的ではありません。脱毛したからといって必ず薄くなったり消えたりするわけではいという事を理解しておくことが大切です。

それでも、ホクロが気になっている方にとっては脱毛しながら気になるホクロが目立たなくなる可能性があるのは嬉しいことですね。

③ホクロはどうやって脱毛するの?

ホクロがある部分の脱毛は、トラブルを起こさないようそれぞれの店舗で配慮しながら施術を行っていますが、ほとんどの場合は次のような方法で行っています。

ホクロ部分の脱毛方法

ホクロ部位を脱毛する際は、濃さや大きさによって方法が変わる場合が多くなっています。

色が薄い、小さいホクロ
  • そのまま脱毛照射を行う
  • 脱毛器の出力を下げて照射する
色が濃い、大きいホクロ
  • ホクロ部分を避けて照射する
  • 肌色や白色の保護シールを貼って照射する

中には、色が濃すぎる場合などホクロを除去をしてから脱毛することをすすめられる場合もあるようです。また、脱毛サロンでは小さいほくろでもシールで保護し、脱毛器の光が当たらないようにする場合が多いなど、それぞれの店舗によって対応が異なるので気になる方は事前に確認しておくと安心です

④光脱毛と医療レーザー脱毛でホクロへの影響に違いはあるの?

脱毛サロンの「光脱毛」と医療クリニックの「レーザー脱毛」は、脱毛器の威力が違います。そのため、脱毛照射した後のホクロへの影響は次のような違いが出ることが多くなっています。

光脱毛と医療レーザー脱毛のホクロへの影響の違いとは?

光脱毛が与えるホクロへの影響

脱毛器の威力が弱めに設定されている「光脱毛」は、優しい光で脱毛を行う分、肌に優しく痛みも弱いですがホクロが薄くなる可能性は低くなります

医療機関ではない脱毛サロンでは、万が一肌トラブルが起きてしまった場合にすぐに対処できないため、ホクロ部分は避けるかシールで保護して脱毛することがほとんどです。

医療レーザー脱毛が与えるホクロへの影響

脱毛器の威力が強い医療レーザーは、ホクロが薄くなったり消えたりすることもありますが、その分痛みも強くなりがちです。また、万が一ホクロに炎症などのトラブルが起きてしまった場合でも、常駐している医師が適切な処置をしてくれるので安心です。

脱毛部位にホクロがある場合は、

  1. シールで保護して照射するのか
  2. そのまま照射するのか
  3. 脱毛した時にはどのようなリスクが伴うのか
  4. トラブルが起きた時の対応はどうなのか

などを事前に確認しておくようにして下さいね。

まとめ

脱毛サロンでも医療クリニックでも、脱毛部位にほくろがあっても施術することは可能です。しかし、脱毛器の光は黒色に反応する特徴を持っているため、肌よりも濃い色である「ホクロ」は火傷などの肌トラブルの危険を伴う事があることを理解しておくことが大切です。

脱毛サロンでも医療クリニックでも、肌トラブルが起きないようにホクロ部位を脱毛する際は最善の注意が払われていますが、対応方法はそれぞれの店舗によって異なります。まずは事前カウンセリングで話を聞き、安心して脱毛を任せられる店舗を探してみてください。

トラブルなく最後まで気持ちよく脱毛に通うためにも、脱毛時のリスクや不安な点などは事前に確認し、納得がいってから通うようにして下さいね